浴室
冬の浴室が寒い理由と、断熱リフォームでできること
浴室の寒さは、浴槽よりも壁と床、そして脱衣所との温度差が原因になっていることが多いです。ユニットバスに交換しただけでは解決しないケースもあるため、寒さの原因を分けて考えることが大切です。
浴室が寒くなる3つの原因
1つ目は壁と床からの冷えです。タイル貼りの在来浴室は、壁の裏に断熱材が入っていないことが多く、外気の冷たさがそのまま伝わります。2つ目は窓で、浴室の窓は小さくても1枚ガラスだと熱が逃げやすい部分です。3つ目は脱衣所との温度差で、暖かい部屋から冷えた脱衣所・浴室へ移動するときの急激な温度変化が、体への負担になります。
断熱ユニットバスでできること
最近のユニットバスは、浴槽・床・壁・天井に断熱材が組み込まれた仕様を選べます。床は素足で触れても冷たさを感じにくい素材になり、浴槽の保温性が上がるため追い焚きの回数も減ります。在来浴室からの交換では、壁の裏に断熱材を入れたうえでユニットバスを組み立てるため、寒さの改善効果が大きくなります。
浴室暖房乾燥機の役割
入浴前に浴室を暖めておく予熱運転ができ、脱衣所との温度差を和らげます。雨の日の洗濯物の乾燥や、換気によるカビ対策にも使えるため、断熱と合わせて導入する方が多い設備です。電気式とガス温水式があり、既存の設備と工事内容によって選びます。
脱衣所まで含めて考える
浴室だけを暖かくしても、脱衣所が冷えたままでは温度差は残ります。脱衣所の窓に内窓を付ける、床材を張り替える際に断熱材を入れる、小さな暖房器具を置けるコンセントを設けるといった対策を、浴室工事と同時に行うと効果的です。
CHECK
浴槽・床・壁に断熱材の入ったユニットバスを選ぶ
浴室の窓を内窓や複層ガラスに変える
浴室暖房乾燥機で入浴前に予熱する
脱衣所の窓・床も同時に断熱する
費用と工期の目安
ユニットバスの入れ替えで60〜100万円、在来浴室からの改修で100〜150万円、浴室暖房乾燥機と脱衣所の断熱・内装まで含めると150〜200万円が目安です。工期は3〜7日で、工事中は浴室が使えません。解体後に土台の傷みが見つかることもあるため、現地調査で床下を確認してくれる会社を選んでください。


