費用について
トイレリフォームの費用相場と、後悔しない便器の選び方
トイレは毎日使う場所でありながら、リフォームの優先順位では後回しになりがちです。一方で、工事の規模が小さく費用の見通しが立てやすいのも特徴です。堺・南大阪でのご相談をもとに、費用の目安と選び方を整理しました。
工事範囲ごとの費用の目安
便器の交換のみであれば、本体と工事費を合わせて15〜25万円前後が中心です。床と壁の内装まで一緒に行う場合は25〜40万円、手すりの設置や入口の段差解消、ドアの引き戸化まで含めると35〜60万円程度が目安になります。タンクレストイレや手洗い器の新設を加えると、給排水の工事が増える分、さらに上がります。
CHECK
便器交換のみ:15〜25万円前後(工期1日)
便器+床・壁の内装:25〜40万円前後(工期1〜2日)
手すり・段差解消・引き戸化まで:35〜60万円前後(工期2日)
手洗い器新設・位置変更を伴う場合:給排水工事分が加算
便器を選ぶときに見ておきたい3点
ひとつ目は排水方式です。床排水か壁排水か、さらに排水芯の位置によって設置できる機種が変わります。マンションでは壁排水のことも多く、カタログ上の希望機種が付けられない場合があります。現地調査で必ず確認してもらってください。
ふたつ目は掃除のしやすさです。フチなし形状、便座の脱着、表面の防汚加工などは、毎日の手入れの負担に直結します。ショールームで実際に手を入れて確かめるのがおすすめです。三つ目は節水性能で、20年以上前の便器から交換すると、1回あたりの洗浄水量が半分以下になる機種もあります。
内装は便器交換と同時に
便器を外すと、床には古い便器の跡や汚れが残ります。内装を後日別に行うと、再度便器を脱着する手間と費用がかかるため、床のクッションフロアと壁のクロスは同時に張り替えるのが効率的です。トイレは面積が小さいので、少し思い切った色柄を選びやすい場所でもあります。
介護保険や自治体の補助が使える場合があります
要支援・要介護の認定を受けている方が同居されている場合、手すりの設置・段差の解消・引き戸への交換・和式から洋式への変更は、介護保険の住宅改修費の対象になります。上限20万円のうち原則1〜3割が自己負担です。工事前にケアマネジャーへ相談し、事前申請を済ませてから着工する必要がありますので、見積もりの段階で会社に伝えておきましょう。



